Person / Organization Management Strategy
人・組織のマネジメント戦略
新型コロナウイルス感染問題以降、社会も企業も個人も大きな行動変容を求められました。社会として、パンデミック発生への対応はじめ、多発する自然災害、めまぐるしく変化する政治動向、テロの発生などの環境変化を、社会全体としていち早く察知し、生き延び、いかに乗り越えていくかといったことが問われています。
企業内に目を向けると、テレワークなどのリモートワークが急速に進んだ結果、企業の組織運営の考え方は、「集中から分散へ」大きく変わりました。リモートワークなどの分散型労働形態では、工業化時代の命令実行型の組織運営は難しくなり、個人の自発性をベースにしたネットワーク型の組織運営が必要となります。個人もまた、組織の業績を上げるためにも、自分の強みを磨くために継続した学習が必要です。
このように、人類の進化、発展の中で、現代社会とそこに存在する人と組織のあり方は、過去のものとは大きく変わろうとしています。そういった意味で人・組織のマネジメントは、経営・事業戦略を支える基盤としてより重視されるべきテーマになりました。ニューチャーネットワースが注視している人・組織運営に関するトピックスとは
- 企業活動を通じ重要な社会課題の解決と個人のモチベーション
- 「個」に基軸をおいたネットワーク型の組織運営
- リモートでの社内外のコラボレーション、創発型の組織運営
- 過去の成功体験を捨てるアンラーニングと新たなパラダイムを受け入れる学習と行動変容
- 個人のクリエイティビティアップのための組織環境づくり
- 計画重視型から挑戦行動型組織への転換
などです。今後は人・組織に関しては答えのない時代に入っていくと思います。新たな環境変化の要素を取り込みつつ、強みに焦点を当てた、独自の組織文化の変革と、組織運営を共に作り出せればと思います。
対象部門
- 役員、経営トップ
- 経営・事業企画などの戦略企画部門の方
- 事業部門、各部門の管理職または管理職候補
- 次期役員候補、シニアマネージャー候補
- 組織変革プロジェクトマネージャー
- 人事、経営企画などの管理部門スタッフ
成果
- 時代や環境の変化を前提とし、過去と現在、未来の組織運営のあり方を比較し、理解します
- 時代や環境変化による人の価値観や行動の変化、組織運営の考え方、方法のギャップが存在することを理解します
- 人組織の基本構造をハードとソフトに分解します
- 環境変化への積極的対応、その中での事業戦略の実現のための組織戦略と変革の方法に関して学びます
- 人材市場の活用、アウトソーシング、アライアンスなどの過去の人材調達にこだわらない方法を議論します
- 人材を活性化し、目標達成を実現するための方法を学びます
- 現代の組織のあるべき姿を実現している企業のケーススタディを学び、そのベストプラクティスを自社に解釈し直し、導入します
メソッド
- 経営環境と経営・事業戦略、人・組織の一連の関係、構造理解
- 人・組織のハードとソフトの理解
- 組織単位の設計方法
- 組織構造のパターン
- 意思決定の仕組み
- 動機づけとしての職務設計
- 目標設定と業績評価
- 自発性重視の動機づけ
- 組織行動・チームマネジメント
- 実行力を上げるためのコミュニケーション
- 組織文化のマネジメント など
ステップ
Step 1 | 「人・組織」変革のための基本フレームワーク |
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Step 2 | 組織のハードマネジメント |
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Step 3 | 人と組織のソフト的側面 |
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Step 4 | 組織のハードとソフトの融合 |
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Step 5 | ケーススタディを使い、 他社の組織変革から自社の課題をみつける |
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